Windows デスクトップパソコン
HP Compaq Pro 4300 SFF
OS:Windows 7 Home Prem 32Bit
ハードディスクの交換の事例を紹介します。
電源を入れると「ハードディスク ドライブによる重大な障害の検出」と表示されます。
表示されるメッセージ
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1720-SMARTハードディスク ドライブによる重大な障害の検出。
障害のあるドライブ:SATA0
障害のある属性:# 05.
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どうやらハードディスクの故障のようです。

パソコンが起動しないのではなくBootメニューを経由して起動ができるが、起動が異常に遅く起動したも動作が遅いです。
ハードディスクの検査を行うと「異常」の検査結果が・・・。
「代替処理済のセクタ数」に異常マークが表示されています。
代替処理済のセクタ数は、読み書きが不能になった(壊れた)ので、 代替セクタに置換されたセクタという意味です。
セクタの代替処理が発生し始めると、HDDの寿命も長くないそうなので何らかの対応をしたほうが良いでしょう。
今回は「異常」表示なので、ハードディスクにアクセスできるうちにハードディスクのクローンを作成してハードディスクの交換を行いたいと思います。
専用の機械でクローンを作成します。
今回はお客様の希望で2.5インチのハードディスクを使用しました。
2.5インチのハードディスクは主にノートパソコン用ですが、低電力で対衝撃性などにも優れている為、デスクトップパソコンでも用いられることがあります。
クローンとはソースのハードディスクと全く同じなものを作成することを指します。ターゲットのハードディスクの中身は、すべてソースのハードディスクと同じデータに置き換えられます。
クローン作成したハードディスクを取り付けます。
分解した本体を元に戻し、パソコンの電源を入れてみます。
「ハードディスク ドライブによる重大な障害の検出」のメッセージの表示もなく、正常に起動しました。
最終検査も無事終了し、ハードディスク交換修理が完了しました。
パソコン起動時にいつもと違うメッセージが表示される場合はご相談ください。
原因を特定し、見積もりやメンテナンス方針をご提案させていただきます。
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スマホドック24 横浜青葉店